しばらくぶりの投稿です。
実はヒーローズリーグ2023に個人賞の提供側として参加していました。
ヒーローズリーグとは、「つくる」を通じて、誰もがヒーローになれる開発コンテストというコンセプトで、主にモノづくりのエンジニアが楽しく、成長し、繋がりを広げられるとても素晴らしい場です。MAさんが主催しており、毎年9月ごろから募集、そして今日表彰式の授与でした。
決勝の動画の様子
授賞式
爬虫類の幸せにつながる素晴らしい作品があって、はちゅ賞という賞を提供したのですが、作品の名前は「検温付レーザーレーダー」というものです。
(画像はprotopediaより引用させていただきました。)
概要を伝えると、距離測定センサーと非接触型の温度センサーが首振りの筐体に搭載されていて、往復で距離と体温が高い何かを見つけるという、コロナ禍における便利な検温の仕組みです。
はい、まったくもって爬虫類関係ないですね? ん?ちょっと待てよ?
爬虫類のお部屋の中にこの作品を入れて、定期的にモニタリングをすれば爬虫類が部屋のどこにいるのかわかるかも・・・。
そして、今日は活発か等はもちろん、あまり動いていないのは実は気温、湿度の勾配が良くない(これはすでに研究所で実証済み)とか・・・。
例えば、蛇さんであれば、体温が十分に温められていない、そんな状態でご飯をあげるとおなかを壊してしまう、ご飯を挙げた後に体温を温めるようなことをしていない、あるいはできていなかった時にそのままだと、吐き戻したり場合によっては命の危険を及ぼすかもしれない。
爬虫類の場合は突然死というのがあるのですが、私が思うに、ちょっとした異変の積み重ねではないか、そしてその異変がとても気がつきにくいだけではないかと想定しています。
だからこそ開発した、「デジタルはちゅるーむ」なのです。
爬虫類の幸せを追求する、「検温付レーザーレーダー」、さっそくぱくらせていただきます。
他のプロトタイプと同様、M5シリーズではんだ不要、設置しやすい形で作ろうと考えています。できたらまた公開します。(発売したばかりのM5StickCPlus2で作る予定)
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